2010年7月9日金曜日

参院選挙を目前にして

あと2日後に参院選が迫っている。この時間の流れの中で、立ち止まり静かに過去を振り返り、そして今の動きを見、未来に思いをはせる。

そして見えてくるのは、国民のドアホさと自民党の無思考さだ。これは1年前の衆院総選挙の時となんら変わっていない。

今の日本は土台の腐った家と同じだ。60年、とくにここ20年の失われた日本の20年を演出した自民党族議員と官僚が閉ざしてきた利権の巣窟のもと風通しが悪く、腐ったのだ。

どうします、シロアリに土台が食べられてボロボロになっていても住み続けますか?大改造ビフォー・アフターでしょ。この日本の立て直しは一旦壊して作り直す大変な作業。それを1年前に民主党に託したのではないですか?

ここで国民がブレたら、官僚復権、官僚と一部結託したマスコミの思う壺。

今の自民党の動きを見てみなさい。また公明党と組んで、票頼みをしている。これが原因で自民党が本質的に弱くなったのに、また麻薬に手を伸ばす。こんな自己再生能力のない政党に国民は騙されるのですか?覚醒剤禍から抜けられない芸能人のワイドショーを見て皆さんどう感じています?アホかといいません?

自民党は族議員構造そのものを変える手をこの1年間打ってきましたか?打っていないでしょう。ただ小泉2世の劇場の見世物興行をしているだけではないですか?

だから国民は馬鹿だといっているんです。無責任なワイドショーを演出するマスコミに踊らされているのに気が付かないのだから。

もう一度言います。ここで国民がブレたら、官僚復権、官僚と一部結託したマスコミの思う壺。

皆さんは中曽根元首相の「保守の遺言」を是非読んで欲しい。歴史と知恵が詰まっています。いまさらこんなことを書いても、もう時間が無い。無益とも言えるが、中曽根さんが「遺言」を書いているのに、まだ若い我々が手を拱いていたら申し訳ない、一心で書いています。何人かが読んでくれるのを期待して。

0 件のコメント:

コメントを投稿