2009年9月8日火曜日

薩長同盟に学べ、社民党・国民新党

民主党、社民党、国民新党による連立政権の交渉が進められています。その交渉内容の詳細は分かりませんが、概観するに社民党、国民新党が駄々をこねているようにしか見えません。少数意見にも耳を傾けるという姿勢は当然ですが、根本的に異なる3党なのですから、何から何まで一致するわけがありません。
ミクロな政策の相違を問題にすることや党利党略の相克などはもっての外です。

思うに「小異を捨てて大同につく」という諺もありますし、また当時反目していた薩摩藩と長州藩が倒幕というマクロな目的に向かって薩長同盟を結んだという歴史もあります。尊王攘夷と言いながら開国を進めたのも薩摩・長州です。豹変するのも君子です。
要はミクロなことに頑なにとらわれて「子供の政治」をするのではなく、今政治の世界に求められている、戦後64年続いてきた体制からの脱却というパラダイムシフトを進める「大人の政治」です。

少数党だから背伸びをしたいと言う気持ちもあるでしょうが、「大人の政治」を見失うようなことがあれば、それこそ国民への反逆罪です。そのような目で国民は連立協議の推移を見ていると言うことをお忘れなきようお願いします。

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