2010年9月8日水曜日

菅首相の失格宣言

このブログのテーマは憂国の危機に、菅直人が首相であること自体が歴史の汚点とならないよう、警鐘を鳴らすあなたの鐘を突くことです。

1. 資質の欠如: 論語も言う「徳の無い」政治家は政を為すことが出来ない。色々な傷をお持ち様だが、最近の言動では、「政治での数」を否定した発言に見て取れる。民主党が昨年政権を取れたのは「数」の恩恵によるわけで、都合の良い時には「数」を称え、一方で代表選では古い政治という印象と小沢批判を結びつけるために「数」を使う。ご都合主義者に難局に向かう資格なし。
2. 公人の欠如: 政治家は公人でなければならない。政治に口出しをする菅伸子は内助の功を越えた、裏の首相のようなものだ。これを諌めることが出来ない菅直人は公私のけじめがつけられない。
3. 具体的思考の欠如: これについてもあちらこちらで目に付くことであるが、最近の事例では、「一に雇用、二に雇用、三に雇用」と絶叫しているが、なんら具体的な経済対策が打ち出せていない。どのように雇用を創出して、社会も企業も活性させるかが問われているのに、お題目だけ。それなら誰でも言えることだ。その証拠に絶叫を横目に、スズキがインドに完成車の新工場建設に逃げ出した。
4. 小泉劇場の出し殻を超えられない創造性の欠如: 政治には創造性が必須である。温故知新。しかし、菅直人の政治手法は「市民運動家」から脱皮できず、表層的イメージで世論操作をすることだけである。例えば薬害エイズ対策の論功で過去のイメージを訴えるだけで、では今首相として何をやるかは「語れない」。また「クリーン」という曖昧な定義の言葉を多用するが、政治に恥部はつき物だし、全て透明にして日本の安全保障交渉が出来るか。ここでも二枚舌、三枚舌を使う「不都合な事実」。
5. 安全保障を軍事的安全保障としか考えられない政治音痴: 安全保障の対象には、軍事、資源、食糧、技術、文化、金融などがある。感度高く内政外交を切り盛りすべき立場にあるが、そのような発言も無ければ施策も打ち出せていない。
6. 覚悟の欠如: 発言がころころ変わる。覚悟の無い思いつきで動いているからだ。お遍路さんも途中で「やった気」になり放棄するいい加減さ。

坂本竜馬が日本を守る、日本を変えるために命を賭けて戦っていたのに、奇兵隊気取りの菅直人は歴史にどのような汚点を残したいのだろう。

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