2010年9月20日月曜日

世論調査の嘘?

菅内閣支持率の世論調査結果が昨日各マスコミ機関から発表になった。60%前後の数字でV字回復という。
しかし、6月始めに鳩山内閣の暫定内閣としてスタートした時にも同じような数字を出し、しかし菅の政治家としての資質のないのが丸見えになった参院選挙を通じて支持率がドカ貧になったのは記憶に新しいと思う。
この3ヶ月間菅は何もしていない。内閣としても仕事らしいものといったら狂牛病対策くらいであろう。成長戦略なる言葉は出たが具体的な、戦略が宿る細部は無きに等しく、結果として失業率の改善なども見えて来ていない。
今回の代表選を通じて見えた小沢の覚悟と政治家のビジョンが、光った位だが、それも馬鹿の一つ覚えの如く「政治と金」の言葉で封印された状況では、菅内閣としてはなんら3ヶ月前と変わっていない。
国民は何故7月頃には離反し、また何故何も変わっていないのに、支持が増える?国民が馬鹿なのか?マスコミが嘘ついているのか?

このような意味のない数字を頼りに、結果として国会議員が選択や判断をするから、道を誤るのだ。

第一、以前野中広務が官房機密費でマスコミ操作を暴露したが、この問題は「政治と金」のえげつない問題そのものであるにも拘らず、皆口を閉じ、自浄作用が働かない。
こんなマスコミが日本を駄目にしている現実に、目をむけ皆が立ち上がらないと真の日本の自立と尊厳が醸し出されない。

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