2009年8月24日月曜日

自民党政治の劣化と公明党の役割 -第三幕-

2009年衆院選挙も中盤を過ぎ、ここら辺りから、「仮面」を剥いだ党の品格が出てきます。このような輩は「奇麗事を言ってはいられない、なりふり構わぬ戦いをやれ」と自己正当化をしていることでしょう。必殺仕事人に出てくる悪役商人と悪役お侍さんの姿が瞼に浮かびます。

このような出だしをしたのには訳があります。今朝の新聞で、公明党の自民党候補者への推薦は23日で272人になったと報じていました。いつものこととは言え改めて見ると、驚くべき数字です。
小選挙区定数は300名です。自民党は289名を、また公明党は8名を登録しました。そして自民党289名中の272名を公明党は推薦したわけです。実に94%強になります。推薦ですから、票割りだけでなく、創価学会の「三バン」を保証したわけです。

このような選挙協力の結果、どのような結末が待っているか、皆さんなら想像できると思います。
でも一体公明党と言う党は何物ですかね。自民党公明支部ですか?それならまだ良い方で、質が悪いと、高利貸しか「ヤク漬け」〇〇団になっていかなければ良いのですが。

世の中一般の力学に従うなら、当然「見返り」要求があると思うのが普通でしょう。するとこれって「癒着」とも別名言うのではないでしょうか。
この闇の関係を想像した時、必殺仕事人が登場してきたわけです。

でも、今回の選挙を通じて、
1. 自民党はますます弱体化し、政治の劣化が加速するでしょう。
2. 癒着の構造が「政・官・財」の間だけではないという事態が生じます。これは民主主義への冒瀆だと断言します。

慧眼なる国民の皆様、今こそ自民・公明両党協力関係の仮面の下に隠れている本質を見つめ、重大なる覚悟を持って事に臨むようお願い申し上げます。

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